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念頭に置いて頂きたい事は、犬はその先の永い将来にわたって「買い替えのきく品物」ではないという事です。本来は飼う前に、もっと良く考えて犬を選ぶべきなのです。犬は、実際に飼ってしまえば、どんな犬でも可愛いものです。
そして、『うちの犬は、世界一』なのです。だからといって、どんな犬でも同じだという事は決してありません。
考えて見れば当り前の事ですが、犬は、人間が「十人十色」といわれるそんな比ではなく、犬種や血統、またその個体によって、様々な能力や品性に非常に大きな差があります。これから犬を飼おうとする方にすれば、尚更どんな犬でも良いという訳ではないでしょう。
自動車を買う時には、ほとんどの方が、相当に検討を重ねて購入します。確かに高額な買い物ですから、それも必要でしょう。雑誌を読んで、カタログを見て、実物を見て、挙句は、試乗までしてやっと決めるのです。非常に乱暴なものの言い方をしてしまえば、乗用車であれば、どのメーカーの、どの車種を選んでもそうたいしては変わりません・・・犬の種類の違いに比べれば。
犬をどれでも同じだと考えることは、免許を取ったばかりのおばさんが、4トンダンプを買うような、あるいは、F1のレーシングカーを買うような、そんな真似をしているのです。
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