|
犬が、自らの意思でする行動を容認することは愛情であり、これこそ、個性を尊重した、のびのびとした育て方であり、逆に、犬に、人間の意思で何かをさせる事は管理主義で、それは強制であり、虐待だと考える人もいます。
のびのびと育てないと、個性が失われる。それは事実である反面、摘んでも摘んでも出てくる芽こそが、本当の個性であるともいえるのです。そもそも、犬の自らの意思というのが、本能をいうのであり、あなたが、犬を本能のみに基づいて育ててあげたいと願うのであれば、隣近所のいない山奥に引っ越すべきです。しかしそうした方は、犬を飼うべきではありません。
そもそも「飼う」ということ自体が、人間の奢りなのかも知れませんが、逆に、人間が飼う以上は、人間社会の規則を、教えなければなりません。
元来、規則とは、「全体として捉えた時に、自由が最大限に生かされるためのもの」なのですから、「個々に見れば、時に自由を制約されること」もあります。ただし、それは、他人の自由を脅かすほどの自由は万人に認められないということにすぎません。もしも、それを嫌だと否定するのであれば、「弱肉強食」つまり、力の強い者が全てを制する集団になるのです。
規則があるからこそ我々は安心して歩くこともできるし、自動車を走らせることもできるのです。また、様々なスポーツを楽しむことができるのです。
|